2003年8月29日(金)
今回はシティにあるアルバートパーク(Albert Park )をご紹介します。 大昔ここには火山があり、ヨーロッパから人々がやってくるまではマオリの人たちが暮らしていました。その後、この場所は軍用地として使用され多くの兵舎が作られました。
アルバートパークの噴水
1879年~1880年に兵舎などは全て撤去され、今の公園が誕生しました。噴水などはその時に作られたものです。しかし、第2次世界大戦が始まると、再び軍用地化してゆき地下にはトンネルが掘られました。
アルバートパークの木立
上の写真にある背の高い木は Mexican washingtonia palmsと呼ばれるものです。形がドレス用のスカートにも似ていることから別名Petticoatとも呼ばれています。
下の写真は公園にあるQueen Victoriaの像で、彼女の統治60周年を記念して立てられたものです。
アルバートパークの銅像
また、公園の入り口付近には大きな花時計があるのですが、これは1953年にQueen ElizabethⅡが始めてニュージーランドを訪れたときに作られたものです。
アルバートパークの花時計
下の写真にある大きな大砲はデボンポートにある「North Head」というかつての要塞に配備されていたのを持ってきたものです。
アルバートパークの大砲
この公園にそって走るPrinces Streetを挟んだ向かいにはオークランド大学があります。昼時などは、多くの学生たちが公園にいます。芝生のとても綺麗な公園なので春頃になれば芝生の上でランチタイムという様なこともあるのじゃないでしょうか。
アルバートパークの遊歩道
噴水の周りにはベンチが並んでおり、カモメなどが戯れています。ゆったりとベンチに腰を下ろして行き交う人を眺めていたり、綺麗な公園の景色を眺めたりと、ちょっと一休みするにはちょうどいいところです。ここからシティの繁華街まではほんの少しで行くことが出来ます。 以上、今回はシティにあるアルバートパークでした。