2004年1月19日(月)
今回はニュージーランドの田舎の町(村?)をご紹介します。 田舎といってもオークランドから車で1時間ほどのところです。 山道を走っていると、今回訪れたPuhoiのように家が何軒か立ち並んだところがあります。特 にPuhoiは”Historical Village”という名の通り、昔ながらの建物が立ち並んでいます。 道路わきに車を止めると本当に静かな場所だなぁと実感しました。
下の写真はこの町の教会 ですが、ちょうど前を通りかかった時に牧師さん一家が壁のペンキ塗りをしていました。「ハロ ー。」と気軽に声をかけられました。
この国ではこういうことはよくあります。見知らぬ人でもす れ違い際に「ハ~イ!」とか「グッダイ!」(Good day!)とか挨拶をしあったりします。たまに はそのまま会話が始まったりもします。 スーパーのレジで交わされる「ハ~イ!」の挨拶などは会話に発展しやすいですね。取り留め のない話なんですけど結構ぺちゃくちゃと話すときもあります。後ろに並んでいる人が居てもお 構いなしですね。 時には話すのに夢中になる人もいて、「ちゃんと間違わずに仕事してる?」と思うこともしばしば ありますね。
Puhoiの話からそれてしまいましたが、先日スーパーに行った際に「Puhoi」と書かれたチーズ がたくさん売られていました。この町はチーズの産地でもあるようです。町を訪れた時は気づか なかったことなので、このチーズを見つけたときはちょっと以外でした。
Puhoiは本当に小さな町です。教会の斜め向かいにシティホールがあり、その横に図書館と書 かれた小さな”小屋”があり、近くに家が数軒と少しはなれたところにデイリーとカフェ&パブが 一軒あるのみでした。カフェ&パブには地元の人というよりツーリングなどで立ち寄ったという 感じの人たちがたくさんいました。パーキングにたくさんのバイクが止まっていましたので。 のどかな田舎道をバイクでツーリング。で、ちょっと休憩で立ち寄りました。みたいな感じです ね。 何軒か立ち並んだ家の一軒に、カヤックの体験が出来るところがありました。その家の前だけ たくさんの車が止まっていて、家の庭ではこれから始まるカヤックの講習(説明)が行われてい ました。ちょうどこの家の裏が川(Puhoi River)になっていて、講習が終わると各自裏庭から カヤックに乗って川へと繰り出していました。
ニュージーランドの川というとなんとなく自然が豊富で澄み切った綺麗な川を想像してしまうの ですが、この川は濁っていて透明感ゼロでした・・。泥水という表現がぴったりな感じの川です。 川の透明感を除けば、カヤックなど川で遊ぶにはいい感じのところです。流れも穏やかです し、周りは自然がいっぱいで、ゆったりと川の散歩を楽しめるのではと思いました。
このPuhoi Riverに小さな橋が架かっていて、その橋を渡っていくと広いグラウンドがあり、そ の横には上の写真のように牛が何頭もうろちょろしているところがあります。この時期、学校 は夏休みなので自転車に乗った子供達が牛のところへ近寄ってみたり、グラウンドで遊んだり と楽しんでいました。写真でもお分かりのようにこんなに近づいても牛も逃げないし、子供達も 怖がりもせず、柵のところまで近づいていました。 なにげなくふらっと立ち寄ってみた小さな町でしたが、なごやかな、のんびりとした、いい雰囲気 を出している町でした。
以上今回はオークランド郊外の町(Puhoi)をご紹介しました。