2005年7月24日(日)
今回のオークランド・トピックはニュージーランドのスキースポットについてです。
結構色々な情報が集まりましたのでシリーズでご紹介します。今回はその第一回です。 ニュージーランドはスキーやスノーボードが出来るスポットが多いことで有名ですが、これらの スポットは主に南島にあります。マウントハットなどは日本のスキー・スノーボードの愛好家にと っても有名な場所となっています。 日本の夏場に南半球では冬場となるので、日本から考えると一年を通してスキー・スノーボード を楽しめると言う点が人気の理由でしょうね。
スキーエリア
今回Liv-infoファミリーは、南島ではなく北島にあるニュージーランド最大のスキー・スノーボ ードエリア、マウント・ルアペフに行って来ました。 南半球にあるニュージーランドでは北へ行くほど赤道に近づくため暖かくなります。 なので、「北島でウィンタースポーツ、本当に出来るの??」と思うかもしれませんよね。 僕も今回のスキーに関しては、実際にここへスキーに行ったことのある人に色々と聞いてみま した。すると、まず雪は結構積もっているということ。しかし、「スキー場の周辺は雪があるけれ ど、そのほかのところには滅多に雪は積もらない。」ということも聞かされました。 ですので、車で行ってもタイヤチェーンをつけたりすることは滅多に無いそうです。 万が一雪が多い場合はスキー場に続く道路が通行止めにされ、タイヤチェーンを履いている 車だけ通行できるようになるそうです。 また、タイヤチェーンは規制される道路の手前で借りることが出来ます。
スキーエリアの入り口
スキー場へ続く道に、道路状況のサインボードと道路を封鎖するときの遮断機がありました。 今回は聞いていたとおり全くタイヤチェーンの必要性も無く、すんなりとスキー場までたどり着く ことが出来ました。
スキー場の印象ですが、日本のスキー場とは全く感じが違います。まず雪山ですけど、木が一 本もありませんでした。岩がごろごろとしている山に雪が積もっていると言う状況です。 今年は例年より雪が少ないと言うことで、雪山のあちこちには岩肌が見えている部分がたくさ んありました。
ものすごく天気が良かったのですが、雪が少 し少なめだったのは残念でした。午前中はま だ良かったのですが、みんなが良く通るコー スでは午後になると、岩肌が少し顔を出して きていました。かなり用心して岩肌は避けて はいたのですが、時折、「ゴリゴリ」という最悪 な音がスキー板の底から聞こえてきました。 トホホ・・・。
スキー場のある雪山
スキーと言えばなんといっても、リフト待ちがいちばんのネックですよね。 「人口400万人のニュージーランドなら・・・ひょっとしてすいすいリフトに乗れるので は??」とかなり期待をしていましたが、思いっきりはずされました・・・・ 僕たちが訪れた時期はちょうど学生たちのホリデー(冬休み)最後の週だったので、特にだと 思いますが、かなりの人手でした。 リフトも結構(15分~20分程度)待ちましたし、カフェも混雑していました。 この辺りは日本のスキー場と同じような感じです。
「少し違うなぁ。」と感じたことはリフトを待っているときの並び方です。 足元にロープが張られていて一人または二人ずつ並ぶようになっていて、途中からの割り込み が出来にくくしてありました。また、ペアリフトには出来るだけ2人で乗るようにと指示され、一人 で待っていると、「他に一人の方はいませんか?」とスタッフの人が声をかけていました。 スタッフだけでなく、リフトを待っていると後ろの人から突如「Are you single?」と声をかけら れます。思わず「Sorry,I’m married.」とうけを狙って返してみようかと思ったのですが、止 めました。(関西人になりきれず・・・。)
スタッフもそうですが、客同士でもなるべくペアになるように心がけているようでした。 また、シングルだと言って後ろの方から思いっきり順番を飛ばしてきても、周りの人はそのこと については何も言いません。むしろ一人で乗る方がちょっと気が引けるような感じでした。
続きはまた来週お届けします。