2003年9月7日(土)
今回はオークランドシティから車で約30分のHuapai(フアパイ)というところにあるワイン農場を ご紹介します。
ハイウェー16号線をひたすら走っていくと左手にワイン農場の看板が現れます。日本のよう に「あと何キロです。」とか「次の信号左です。」とか何にもなく、いきなり現地到着となりました。
それで色々説明してくれるので、じゃこっちからも質問、ということで「ワインの元になるブドウ っていつ頃収穫されるの?」と訪ねたところ「4月に収穫時期を迎えるんだよ。」と教えてくれまし た。毎年その時期がめちゃくちゃ忙しいらしいです。
「じゃ、いつそのブドウがワインになる の?」の質問に対しては、今回飲ませてもらった中の一つが今月の上旬に出来上がったもの だということでした。今となっては、「じゃ一番古いものは?」「普通はどれぐらい置いておく の?」などもっと質問すべきだったなぁと思うのですが・・・。
話の中で僕が日本人で今ミルフォードに住んでいると言うと、このおじさんも「おれも日本によ く行くよ。」と言うから「何回ぐらい来たことがあるの?」と聞くと「いや、空港に寄るだけ、でも6 回も行ったよ。」と言ってました。「それって単に乗り継ぎだけやんか。」と思いながらも、まぁ、 色々話してくれたし気のいいおじさん(いや農場主さん?)でした。
かわいいフレンチ・プードルもいました。 他のお客さんも来ていましたが、ほんの数人程度で、全く混雑する様子もなく、まったりとし た時間が過ぎていってるというそんな感じのところです。アメリカンスタイルのバイクに乗ったキ ィウィのおじさんがやって来て、たぶん常連さんだと思いますが、農場のおじさんとワインを片 手にひと時をくつろいでいました。部屋の片隅では暖炉に火がともり、心地よい暖かさに包ま れていました。 3月頃に行けば農場にはいっぱいブドウがなっているのでしょう。今回は収穫後で「木と枝」の みでしたけど。でも、広々とした農場の景色は見ごたえのあるものでした。
建物に入ったところにこのようなカウンターがあります。ここで色々とテイスティングをさせても らえます。 ワインを飲みながらつまむように小さく刻んだパンも置いてありました。 ボードにはワインの名前と料金が書いてあります。こじんまりとしたところですが、おしゃれな感 じのところでした。 以上ちょっと気になるワイン農場でした。