2006年8月30日(水)
今週のオークランド・トピックは先週に引き続きベイオブアイランド情報です。
先週はパイヒア(Paihia)というビレッジをご紹介しましたが、今回はこのパイヒアからフェリーで約10分のところにあるラッセル(Russell)という小さなビレッジをご紹介します。
今ではこのラッセルがビレッジですけど、ニュージーランドという国が建国された当初、このラッセルはわずかな期間ではありましたが首都でした。その後首都はオークランドへ移されたそうです。ちなみに現在の首都はウェリントンです。
ラッセルの町並みを見ていると西洋的な建築、それも100年以上前に建てられた物が残っていて、景観はとても綺麗です。 以前、ネイピアと言うところを訪れた際にもコンクリート造りのアール・デコ調の建物が素敵でしたが、ここラッセルも落ち着いた感じの歴史を感じる場所でした。
上の写真はニュージーランドで最も古い教会です。マオリとの戦いの中で2度戦火にもまれ今に至っているそうです。 ヨーロッパからの移民たちがやってきた頃に進化論で有名なダーウィンもこの地を訪れ、この教会に寄付をしているそうです。教会の内部も見学できたので、ダーウィンと言う名前が無いか探してみたのですが、残念ながら見つけることが出来ませんでした
。 ず~っと昔はマオリの人たちが暮らしていたところ。そしてヨーロッパから人々がやってきてニュージーランドという国が出来、首都となった場所。そして今の時代では観光地です。
カフェバー
ショップ
この時期観光客もまばらで、カフェでのひと時を楽しみながら、のんびり過してみました。 これから春~夏にかけてこの地方は観光客で一杯になることと思います。 宿泊場所となるモーテル、ロッジも一杯ありました。 この地を訪れる方は、歴史を感じながらゆっくりとくつろいだ時間を味わってみてください。
今週はラッセルと言う小さな村をご紹介しました。