2007年12月15日
クリスマスシーズンの街角
今週のオークランド・トピックもクリスマスの話題です。
ニュージーランドのクリスマスは日本のお正月のような感じがします。一年で最も大きくて盛大にお祝いをする日がクリスマスです。大人も子供も喜ぶ日。それがクリスマスだと思います。 クリスマスには欠かせないものとなっているプレゼントですが、ニュージーでは子供も大人もそれぞれみんなすごい数のプレゼントを渡したり受け取ったりします。 もちろんクリスマスの日まではツリーの下で、きれいなラッピングペーパーに包まれたまま置いておきます。
クリスマスは家族で楽しく過ごす日。プレゼントを開封して大喜びをする日。このように家の中では家族の団欒がありますが、一歩外へ出るとひっそりとしている。ニュージーのクリスマスはこんな感じです。
そしてクリスマスが終わると民族大移動のようにホリデーに出かけてしまう人たちが増えます。 交通量も一気に増えて、ワイワイと騒ぐお正月へと突入してゆきます。 日本ではひっそりと迎えるのがお正月というイメージがあるのですけどね。 ニュージーらしいクリスマスの風物詩として、道路わきで売られる本物の木のクリスマスツリー。 一度我が家も購入してみたいなぁとも考えているのですが、いまだ実現せず。
それと日本と違うクリスマスとしては、生クリームたっぷりでイチゴがいっぱいのクリスマスケーキというようなものは見かけないです。季節的にはニュージーは夏ですのでイチゴのシーズンでして、八百屋にはいっぱいイチゴが並んでるのですけどね。 ニュージーランドでクリスマスケーキというと、フルーツやナッツがいっぱい入っていてどっしりとした感じのケーキのことを言います。クリスマスプディングとも言ったような気がします。 去年友達宅でクリスマスパーティーをした時に我が家はこのケーキを持参しました。 クリスマスの定番でもあり、結構気に入っていただけました。
あと日本のクリスマスとの違いとして、気になるのがショッピングセンターでクリスマスソングはあまり聞こえてこないところですね。日本だとこの時期、いたるところから「ジングルベル、ジングルベル・・・」と聞こえてきますけど、ニュージーでは結構ひっそりしていますね。クリスマスの飾りつけは一杯あちらこちらにされていますけど、それに合わせての音楽は聞こえてこないですね。 こう思っているのは、僕だけかなぁ??
それと先ほどもお伝えしましたクリスマスプレゼントですけど、小さな国ニュージーらしい問題も起こります。 すなわち、品不足!!小さい国=人口が少ない=消費が少ない=品が少ない。 人気商品は早々になくなってしまいます。 ニュージーランドの人たちはこのこともよく知っています。ですので早い人は11月ころからプレゼントの購入を始めています。子供へのプレゼントをそっと買っておいて約一月間も物入れの隅に隠しておくということもよく聞く話です。
プレゼントの購入、クリスマス料理の用意。クリスマス後のホリデーの準備。 ほんとにバタバタと忙しなく活動するニュージーの人たち。いつもはのんびりモードですけど、年末に関しては仕事もプライベートもあわただしい生活をしているのがニュージーの人たちですね。
今週は季節は逆ですけど、ニュージーランドの夏のクリスマスの一面についてでした。