ニュージーランドは好景気

景気が良い。物価上昇。賃金も上昇。公共工事も盛況。何かといいことが多い状況です。


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2008年1月27日(日)

郊外の街の道路工事現場

道路工事中の様子

今週のオークランド・トピックはニュージーランドの景気観についてです。

現在、ニュージーランドでは不動産、製造、IT関連等を中心に非常に景気がいいです。

景気がいい。=インフレ感も出ており、物価は上昇しています。もちろん給与も上昇。 物価の上昇は暮らしている者にとっては痛い話ですけど、賃金上昇の点から考えるとワーキングホリデーでやって来る人たち、ワークビザを求める人たちにとってはいい環境になり始めているような気もします。 仕事を探そうとしたとき、景気が良いわけですから雇われる機会も増えるわけです。 景気がよく、お金の周りがよくなっているわけですから、お店にやって来るお客さんが増えるます。 それに伴いお店のスタッフも増員しないといけなくなる。

政府もこの景気に合わせて最低賃金を引き上げました。 ということは、小金を稼げるワーホリの人たちにとってもほんとに良い話なわけです。 もちろん消費する場合も物価は上昇していますから、以前ほどの日本と比べての割安感。というものは感じられないと思います。 以前は1時間働いても手取りでNZ$7ドル程度でしたからね。それに加えて円高でしたので、日本円で時給を考えると500円程度で働いたことになりましたから、働く方としても「日本で働いてた方がましじゃん。」 という状況でした。 それが今では時給900円くらい稼げるのですからいいですよね。 ニュージーランドの好景気と円安のおかげですね。

ワークビザや永住権を持っていて、現地でサラリーマンをやってる方にとっても好景気は良いでしょうね。 企業がもうかり、給与やボーナスも上昇局面でしょう。 最近我が家の近くでも新しくショッピングセンターができました。それもかなり大きめのものが・・・。 景気が悪い時にはこのような大規模出店はなかなかできないと思うのですけどね。 今の状況をよく表しているような感じです。

代わって、好景気で嫌~な気分の人もいますよ。 今のニュージーランドの景気は何となく日本のバブル期のような感じです。 特に不動産においてはオークランド近辺ではものすごい値段となっています。 ほんとにびっくりする値段です。 今「ニュージーランドで家でも買おうかなぁ・・・。」と考えている方は、出来ればオークランド以外で考えた方がいいでしょうね。地方なら少し安定していると思いますので・・・。

それと輸出業ですね。ニュージーランド・ドルは結構高くなってきています。 ですので、いままでのような儲けを得ることが厳しくなっているのですね。 日本との取引を見ても、1ドル=50円 だったものが 1ドル=90円 ですからね。 為替の上昇分すべてを価格に転嫁できないでしょうから、どうしても儲けは減りますよね。 Liv-infoも輸出関連の企業ですから、長引く円安 ドル高で「ニュージーランドへ行きたいけど資金が・・・。」という方も出てくるでしょうね。 留学産業は「人」を扱う輸出的なものですから仕方ないですけど、「早くニュージーランドの景気が悪くなってほしい。。。」と心に秘めているのですよ。

こんなこと、ニュージーランドの経済社会でこの好景気に喜んでいるご近所さん、友達の前では絶対言えませんからね。。。。 でも「もう少し円安になれ~。」と願う今日この頃です。

とまぁ、ここまでお伝えしてきまして、いかにニュージーランドの景気がいいのかお分かりいただいたと思うのですが、上の写真もその一つでして、近所の海岸沿いの光景です。最近では海岸沿いの公園、オークランドシティの中など公共工事にて修理、拡大、新設が広く行われています。 写真の場所も以前よりきれいになりました。まだ工事中なのでもっときれいになるでしょう。 人口たったの400万人の小さな国ですけど、頑張っていますよ!!

政治においても汚職とかあるのかなぁ??あまり聞いたことないですね。 「実際にはいっぱいあるよ。」なのかもしれませんけど、好景気に合わせた公共事業の拡大などを見ていると税収はその目的に応じてきちんと使われているのではないかと思いますね。 高速道路も無料だし。。。

今回はちょっぴり堅い話になりましたがニュージーランドの景気についてご紹介しました。



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