ニュージーランド・朝露

冬になると朝露 Morning Dewが多くなります。


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窓についた朝露

今週のオークランド・トピックは冬と言えば。。。の現象のひとつ、Morning Dew(朝露)についてです。

オークランド地域もいよいよ冬を迎えました。我が家もヒーターを倉庫から引っ張り出してきました。 ニュージーランドの家は木造家屋が多いです。そして築年数もかなり経過している家も結構あります。 木造家屋で且つ窓枠も木製と言うのも普通です。 こういう建築物の現状と、ニュージーランドの冬の気候とによって朝露が発生します。 朝起きてカーテンを開けると窓一面に眩いばかりの水滴です。朝日に反射して余計に輝いています。 このまま窓を閉めて放っておくと、カビの発生の基となります。 ですのでちょっと寒いですけども、朝起きると窓を少し開けるようにしています。 こうしておくと昼頃までには完全に露も消えてしまいます。

冬場と言えども太陽は結構暖かいです。天気の良い日には小春日和となります。 朝と夜は結構冷え込みますので、窓を少し開けつつも暖房(ヒーター)は欠かせない季節となります。 ちなみに暖炉に火をともしておくと窓を開けなくても朝露は完全に消えてゆきます。 自然の力ですが薪を燃やす暖炉では部屋は暖まるし、且つ露も消すという効果があるのです。 またガスヒーターでは露を作る効果があります。全く逆ですね。 暖炉と違ってすぐに暖かく出来るし、移動もできる優れもののガスヒーターですが、結露を招くのはマイナス面です。

暖炉は「リビングルームは暖かいけど、寝室は寒い・・・!」というような欠点もあります。 暖炉の暖かさを全部屋へ運ぶベンチレーションシステムなどもありますけどね。基本的には暖炉のある部屋が暖かいという状況です。

最近ではHeat pomp(ヒートポンプ)が販売されてるようになり、取り付けている家庭もちらほらと出てきています。このヒートポンプとは日本のエアコンのことです。 ヒートポンプなので夏には冷気は出てこないのかもしれませんが・・・。この当たりはまだ良く理解できていません。 暖炉は薪を燃やし二酸化炭素を排出していますので、このヒートポンプは環境を配慮した製品としてこれから増えるかもしれませんね。 蒔割り作業も結構大変そうですし・・・。

Morning Dew。冬のニュージーランドへお越しになられたら一度はご覧になると思います。 朝露の対策としては「暖炉をつけておく。」「あるいは窓を少し開けておく。」です。 ニュージーランド生活のひとつとして参考にしてください。



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