Profile 名前 力石 美保 さん
年齢 21歳
学校 University of Otago Language Centre
トランピング中のワンショット
【Key Summit】にて。 トランピング中のワンショット
ニュージーランド長期留学+トランピング体験
<留学前にしておくべきこと>
実際に準備しなくてはならない細かいことはいろいろありますが、「留学中、自分が何をしたいのか」、「留学して自分がどうなりたいのか」といった留学目的・目標を自分の中で明確にしておくといいです。そうすることで、留学して様々な選択肢を前にしたとき、自分にとって今なにが重要なのかを判断しやすくなります。
<留学先に持っていってよかったもの>
・ 折り畳み傘 天気が一日の間でも本当に変わりやすいので。 ・ ジャケット/ 暖かい服 春夏秋冬どの季節でも朝・夕は冷え込みます。 ・電子辞書 授業には必要です ・日本文化を紹介できるもの 折り紙など
<留学先に持っていくべきだったもの>
・ PC 学校にPCがありインターネットもできるのですが、プレゼンなどの学校の課題をどうしても帰宅後、家でしたい時があったので。 ・ 文房具 NZの文房具は高いです。シャーペンの芯も300円、400円します。 ・ ゆかた 友人がホームパーティや学校のちょっとしたイベントにおのおのの自国の民族衣装を着ていてそれが素敵だったので。日本を紹介するきっかけにもなると思います。 ・ 水着 留学先に大きなプール施設があり、友人と何度もそこを利用したので。NZで水着を買うと高いです。
<留学先でのお金の払い方や日本からの送金方法・銀行利用法>
お金は、まずNZで銀行口座をつくり、そこに日本でトラベラーズチェックにした留学資金のすべて預けてしまいました。そして現金が特別必要でない限り、支払いはほとんどEFTOPOSカード(銀行のカード)を使ってカード払いしていました。NZにはまとまったお金を持ち歩く習慣がないように感じました。そのほうが安全で良いように思います。 私は途中で半年の留学を一年間に延ばすことにしたので、両親にその分の留学資金を送金してもらう必要がありました。方法としては、日本の都市銀行の窓口からNZの私の口座に海外送金にてお金を移してもらいました。少しややこしかったですが、わからないことはLiv-infoさんに教えてもらいました。
<留学先の気候>
ダニーデンは南島の最南端近くにあり、南極に近い街。そのため、夏と冬の日照時間に大きな差があります。夏は朝5時~夜9時くらいまで明るく、反対に冬は夕方4時~朝9時くらいまで暗いです。短期で留学されるのであれば夏に行くことをおすすめします。またダニーデンの天気は変わりやすく予測不可能、そして朝夕は年中冷え込みますので、折り畳み傘やカーディガンはいつもカバンの中に忍ばせておくとよいです。
<学校・授業について>
私が通っていた学校は、大学付属の語学学校でした。校舎はそんなに大きくなく授業は先生が一人につき生徒が8~15人くらいの少人数制方式でした。そのため指導も丁寧にしてもらえるし、友達も作りやすかったです。 私のコースはGeneral Englishといって英語の基礎力・応用力をつけるコースでした。授業内容としては、先生によって異なりますが、だいたいWriting,Reading,Speakingの全てをバランスよく学べたよう思います。 コースの中にもクラスがレベル別に分かれています。毎ターム、テストをし、各自のレベルに合わせたクラス替えがありました。 これは普通に真面目に授業を受けていれば問題なく進級できます。上級のクラスになると、3レッスン中1レッスンはTOEIC、TOEFL、IELTの授業を選択制で受けます。 学校の自習室にもTOEIC、TOEFL、IELTなどの教材が置いてあり、勉強しようという意志があれば思う存分できるようになっています
<生徒の国籍割合>
外国人の割合としては、中国人、韓国人、日本人、タイ、ベトナムといったアジアの学生とアラブの国々から来た学生が多かったですが、その他にも、チリ、スイス、フランスといろんな国から学生がきていました。学生といっても年齢も16~65歳だし、目的も様々で、いろんな話しが聞けておもしろかったです。 日本の大学から、多くの学生が団体で語学学校にきていました。クラスによっては生徒の半分が日本人になることも。同じ大学から来ているので日本人同士、日本語しかしゃべらない人もいましたが、ここで日本語をしゃべるか否かは自分次第だと思います。私は日本人同士でも関係なく英語しか使いませんでした。
<留学中の食生活>
朝食はシリアル、ポシッジ(おかゆのようなものに甘いシロップなどをかけたもの)、又はトーストです。私はシリアル派でしたが、NZにはいろんな種類のシリアルがあり、自分のお気に入りのブレンドを作ることにはハマり全然飽きませんでした。 お昼は、家からサンドウィッチを作って持っていくか、夜ご飯の残りを頂戴していました。 街にアジアンスーパーがあるので、生徒の中にはインスタントヌードルを食べてる人も多かったです。晩御飯はパスタとサラダ/米と野菜の炒め物/野菜スープとパン/pizaなどでした。 驚いたのは、ちょくちょくアジアの料理が、好んで作られることでした。私はベジタリアンの家だったので結構食事はヘルシーでしたが、ほかの家は温野菜と肉/フィッシュ&チップスなどが頻繁に出るみたいです。
<留学中の旅行>
北島には最後まで行けませんでしたが、ターム(学期)間のホリデーはいつも友達と旅行に行っていました。私はもともとアウトドアがしたくてNZを留学先に選んだこともあって、連泊でトランピング(登山の要素も入ったハイキングのようなもの)、サイクリングを自分で計画して旅していました。南島は北島より自然が多く、自然が好きな人にとって見所はたくさんあります。 またダニーデンはバンジージャンプ、スキーといったアクティビティ満載の街クイーンズタウンにも近いので、3日程休みがあれば十分旅はできます。 学校でアクティビティもたくさん企画していて、乗馬体験やペンギンを見に行くツアーなど格安で行くことができます。連泊の旅もあって、友達とより親密になれます。 旅には、ドンドン行ったらいいと思います。旅先でのよい出会いや、ニュージーランドという国をより深くしるチャンスです。
<留学して一番良かったこと>
留学して一番良かったことは、いろいろな国の人と出会い、それによって彼らの国に対しての印象が変わったことです。実際に自分と異なる国の人と話し、時間・空間を共有したことで、自分がどれだけTVなどのあいまいな情報をもとに、ほかの国のイメージを作っていたのか思い知らされました。(国を見るとき、政府などの政策を通してみていることが多い。) 本当にみんないい人で、最終的に、人と付き合う中で国の違いはそれほど重要なことではない。国籍はその人の特徴のひとつでしかないなと思えるようになりました。
<留学中つらかったこと>
他人と一緒に生活を共にするという経験は初めてだったので、ホームステイにはじめ馴染むのが難しかったです。また言葉の壁を感じ、友達と仲良くなることがはじめ難しかったです。しかしこれらの問題は、時が解決してくれました。
<留学を終えて今感じること>
11ヶ月の留学の間、本当にいい時間が過ごせました。それはすばらしい先生、家族そして仲間と出会えたからだと思います。彼らと、同じ「ひとりの人間」として話しができたこと、時間を共有できたことは私のこれからの人生で大きな財産になると思います。 また、留学中、多くの人に支えられ助けられたので、今度は私が何らかの形で彼らに、そして私と同じような立場の人にフィードバックしていけたらと思っています。
<Liv-infoを利用した感想>
大学三回生で留学に行くと決めたものの、学校との手続きや留学手順など何もわからず困っていた時、知人にLiv-infoさんを紹介してもらいました。それからすぐに自分だけではどうにもならなかった語学学校への申し込みをLiv-infoさんにしてもらい、まずは留学に大きな一歩を踏み出すことができました。その後も留学直前までの私の不安・疑問に親身になって答えてくださったり、NZで生活する上でのアドバイスをいただいたりと行き届いたサポートをしていただきました。 留学にいってからも定期的に連絡をくださり、私の様子を気にかけてくださいました。 留学も中盤になり、私がNZ留学を延長したい旨を伝えたときもすぐに、学校への提出書類やパスポート延長手続きをどのように行えばいいか的確なアドバイスをくださり本当に助かったのを覚えています。 Liv-infoさんのサポートなしではこんなに充実した留学生活を送ることはできなかったと思っています。留学中、とにかくなんでも自分でやってみようと思えたのも、もし自分ひとりでは解決できないことにぶつかっても、Liv-infoさんがいてくれる安心感があったからでした。 この場を借りてではありますが、一年間留学をサポートしてくださった感謝の気持ちを伝えたいと思います。