(情報収集。)
・友達や語学学校のスタッフなどから入ってくる情報
・学校、情報センターの掲示板からの情報
・現地の新聞からの情報
・ウェブサイトからの情報
友達。学校スタッフから・・・。
情報収集において、高い確立で良い物件に巡り合うことが出来そうなのは、やはり友達や学校スタッフからの情報です。 「私の友達の友達がフラットメイトを探しているよ。一度その子の家に遊びに行ったけど、良い感じ子だったし、家も綺麗だったよ。」 この手の情報はかなりの可能性で”当たり”だと思います。
学校のスタッフからの情報では、ホームステイのアレンジ先をはじめ、数多くの家庭の情報を持っていますので、中にはフラットを探している家庭の情報もあったりします。 うまくこのような情報が手に入れば、学校としてもその家庭のことをある程度は知っていると思いますので、これも当たりの可能性が高いです。
掲示板から・・・。
学校、情報センターの掲示板からの情報は”当たり”のものもや、中には物件を見てびっくり!!というのも実際にはあります。 実際に掲示板の情報をもとに物件探しをした経験がありますが、まぁ、驚くような内容の家も確かにありました。 周りは良い感じの家ばかりなのに、その家だけ妙に暗~い感じで、中に入っても服やら物やらが散乱していて「わぉ~!!」というものもありました。 でも、フラットオーナーはとても親切そうな人で、値段、保証金の交渉でも「保証金?うちはそんなのもらわないから。いらない。いらない。」と、「保証金無し?ラッキー!!」ということもありました。
新聞から・・・。
現地の新聞からの情報では、ニュージーランドの人とのフラット生活となる可能性もあります。新聞の広告から探す際には暗号のような省略形の英語を解読する必要があります。 このあたりは”フラット・家探しの英単語”のページをご覧いただきながら、暗号解読に取り組んでみてください。 また、掲示板からの情報と同じく、どのような人間が住んでいるか見当をつけるのは難しいです。新聞広告を見ていますと、「女性の方のみ希望。」とか「女性3人でシェアしています。」というように、女性の方にとっては少し安心できるような事柄も書かれていたりしますが、事前に電話で話をするにせよ、実際に会うまでは相手のことが分かりづらいところがあります。
ウェブサイトから・・・。
代表的なものはTrademeというサイトです。 メールでコンタクトを取って色いろと質問をすることも出来ます。 ウェブの特徴としては物件の写真を見ることが出来る点です。
(物件見学)
☆紹介された物件、あるいは掲示板や新聞で見つけた物件をどうやって見学に行くのか?
☆物件見学の予約はどうやって行なうのか?
見学に行く方法。
一般的な方法はバスです。オークランドでの公共交通機関はバスが主流です。 鉄道もありますが、路線の数から言っても圧倒的にバスの方が充実しています。 ただし、物件までたどり着くためには途中で乗り換えたり、片道1時間以上ということもあります。 バスルートは数多くありますが、バスの本数が少ない(1時間に1本程度)というのがネックなところです。
楽な方法は、レンタカーを借りて、効率よく回る。タクシーを利用する。これらは楽ですが、お金がかかるのと、ニュージーランドのタクシーは道端で手を挙げても止まってくれません。行きはタクシースタンド(タクシー乗り場)から乗ったとしても、帰りはどうしましょう??やっぱりバス??あるいは見学したフラット先からタクシーを呼んでもらうか??
友達が車を持っていたら、一緒に回ってもらう。これも良いですね。ディナー1回分とエクスチェンジとか・・・?
物件の見学はひとりで行かない方が良いと思います。 理由は2つあります。
1、 安全のため。見知らぬ人の家に一人で行くのですから、注意をするのは当然の事と思います。
2、 複数の人の目で見学する方がその物件をさらに詳しく知ることが出来ると思います。 一人がフラットオーナーと値段や細かな交渉をしていても、他の人がちゃっかりバスルームを細かくチェックして、「汚~い!!」というところを発見するかもしれません。 英語での交渉ごとも、複数で聞けば理解度も増すかも? 一人が気に入っても、もう一人が欠点をうまく見つけてくれていれば、それも考慮することが出来ますし、いろんな角度から判断するのが良いと思います。
ただし、そうだからといって、あまり大勢で詰め掛けることのないように・・・。節度ある行動と常識を踏まえた上で、じっくり見学しましょう。
予約の仕方。
見学したい物件を見つけたら、まずは電話またはメールでアポイントを取ります。相手が日本人の場合は話はスムーズに進むでしょうけど、相手が英語なら??結構ハードに感じるはずです。 特に電話の場合は住所が聞き取りにくいと思います。 新聞やネット情報の場合はMilfordと町の名前だけ書かれてあって、番地やストリートの名前が書かれていないことが多いです。
今までに聞いたこともない地名を、ノーマルスピードでパッパッと言われても「何がなんだか全然分からない・・・・。」となります。 ゆっくり言ってもらっても、まだ分からないときは相手にスペリングを聞いてみます。しかし、このスペリングも結構大変です。例えば、Selwyn だとエス、エー、エル、ダブリュ、ワイ、エンと聞こえます。 これで、S、A、L・・・だと思えば、もうその時点で別の場所を探すことになってしまいます。いつまで経っても到着できないです。
相手がスペルを言ってくれたら、確認の方法として単語でスペルを表して確認してもらうのが良いでしょう。例えば、 相手が”S e l w y n”と伝えようとしているときに、こちらが[S] for sorry , [a} for apple , [l] for lemon・・・。Sal・・・と確認をすると、相手は「そこはaじゃなくてeですよ。[e] for eggね。」 とか言ってくれるかもしれません。
住所が分かれば、訪問する日にちと時間を決めます。この際もなるべく日中に訪問できるようにするのがいいでしょうね。暗がりの中、初めて訪れる場所で物件を見つけるも一苦労でしょうし、安全面からもオススメは出来ません。
電話のかけ方。
(友達などからの紹介のとき。) I've heard about your house from my friend ***. Are you still looking for a flatmate now? 友達の***さんから紹介されたのですけど、今もまだフラットメイトを探されていますか?
(新聞、掲示板などから。) I 've seen your advatisement at NZ Herald. Is it still available to see your house? NZ Herald紙の広告を見たのですが、お宅にお伺いすることは出来ますでしょうか? Could you tell me your address? 住所を教えていただけませんでしょうか? When is suitable for you to meet me at your house? お宅に伺わせていただくのはいつ頃がよろしいですか? Does the flat fee include expenses, for example, power, phone and water? フラットの料金には電気、電話、水道などの費用は含まれていますか? How many flatmates do you have? フラットメイトは何人いるのですか? How far from a closest bus stop? 最寄のバス停からはどれくらいの距離ですか? Could you tell me your flatmate's gender? フラットメイトは男性・女性どちらなのでしょうか?
(物件の評価と契約)
少なくとも2~3の物件を見学して、比較するのがいいです。
<チェック項目>
・セキュリティーは付いているのか?
・バス、トイレ、キッチン、部屋などの清潔度。 ・バス停からの距離。
・ショッピングセンターまでの距離。
・フラットメイトとの相性。
・決まりごとなどがある場合は、内容の確認。
・一緒に訪問した友達の意見を聞く。
・保証金(ボンド)の管理はどうなっているのか?
・ボンドの返金には条件があるのか?
・家賃の支払方法は?
・その他、気になることは必ず確認しておきましょう。
契約は書面で交わすべきです。口約束は止めた方が良いです。 ボンド(保証金)は通常家賃の2週間~4週間分が相場です。 家賃の支払いは毎週あるいは2週間に一度というのが一般的です。 入居前からの汚損、破損、不良箇所は退去時に修理補修などを請求されないように、フラットオーナーと一緒に確認しておくのがいいでしょう。
(退出時)
通常2週間~4週間前くらいに退出したい旨をフラットオーナーに伝えます。契約書があればその記載事項に従ってください。 保証金の変換についての交渉を行い、補修清掃の必要性がなければ保証金を返還してもらいます。中には保証金を返してもらえなかったというケースも聞きます。 入居時には書面での契約、保証金の取扱というものを交わしておくようにしましょう。