ニュージーランドでも仕事を探す際には履歴書は必修項目です。 ここでは英文履歴書の作成の仕方について記載します。
ニュージーランドの履歴書
ニュージーランドでは履歴書のことをCVと呼びます。これはCurriculum Vitaeの頭文字から来ています。 ラテン語でCourse of one's lifeという意味です。直訳すると”人生の課程(道筋)”、”その人の人生そのもの”言う意味になります。 履歴書(CV)には”あなたの今までの人生の縮図を書いてください。”ということでしょうね。 とは言っても人生経験豊富だからと言ってたくさん書けば良いというものではないです。 CVは1~2ページまでが原則です。長文CVは好まれていません。 なので、その1~2ページに「自分の今までの人生を凝縮させる必要がある。」ということなのです。
履歴書に記載する項目
名前
住所
電話番号 固定電話 & 携帯電話
Emailアドレス
生年月日
Objectives(目標)
この項目では今までの職歴における仕事の内容や、今後どのような職種に就きたいのか?将来の目標となる事柄などを記載します。
Education(教養)
学歴についての詳細を記載します。この際最終学歴から順番に記載してゆきます。学校名、学部&学科卒業年月を記載します。試験の成績、合格証明などもあれば添えます。
Work History(職歴)
今までの職歴ついて記載します。職歴も最近のものから順番に記載します。 会社名、職種、仕事の内容を記載します。この際に各職場で活躍度や技術などもアピールしながら記載します。
Skills(技能・資格)
自分の技能・資格を記載します。 運転免許、コンピュータースキル、語学など。
Interests(趣味)
個人的なものでも良いので興味のあること。趣味を記載します。 雇用主の興味を引くためにも、スポーツであれば「高校のときにサッカー部のキャプテンでした。」とか 具体的に記載するのが良いでしょう。
References(推薦者)
2~3名の推薦者を探しましょう。推薦者(References)とはあなたのことを知っていて、雇用主に対して第三者の意見としてあなたのことを推薦し、説明できる人物のことを言います。 推薦者が決まれば、それぞれの職種、会社名、職場での地位、連絡先を記載します。 当然ですが推薦者には事前に推薦者になってもらうことの応諾を得るようにしましょう。 雇用側は推薦者へ連絡を取って内容の確認をします。
作成方法
履歴書はA4サイズの用紙に作成します。用紙は1枚~2枚以内にとどめるようにしましょう。 完成した履歴書は文法、スペルの誤りが無いかよくチェックしましょう。
カバーレターの作成
履歴書と共にカバーレターも作成します。カバーレター(Cover Letter)とは「説明書」と言う意味です。 ”自分を説明する文章を添える”と言うことです。 カバーレターには以下の内容を含めて書きます。
・あなたが求めている職種、仕事内容。
・その職種、仕事内容に自分の能力、技術、待望があることを説明します。
・面接に応じることのできるタイミング。