電車の利用について
まずはこのYoutubeの動画とてもわかりやすいのでご覧ください。 ある意味日本の電車よりも優れているかもしれないですよ。特に車椅子での乗降システムや車内に取り付けられた監視カメラなどはとても効果的でいいアイデアだと思いますね。基本的には鉄道に馴染みの深い日本人にとってはとても利用しやすい乗り物です。ただ、日本とは違う点もあるので注意は必要です。オークランドの電車の中で携帯電話も使えます。
乗車券の買い方
乗車前に駅にある自動券売機で購入します。バス、フェリーと共通で使えるAT HOPカードも便利です。日本の電子マネーと同じようなものです。AT HOPカードがあれば自動改札にタッチするだけで通過できます。これも日本と同じです。
Photo by Auckland Transport
オークランドトランスポートのホームページで運賃&時刻表検索ができます。とても便利なツールですので使いこなしてバス、電車、フェリーに乗りましょう。
乗車料金について
移動区間(Stage)により料金が決まります。これも日本とほぼ同じシステムです。最新の料金はAuckland Transportのホームページで確認できます。
路線について
オークランドには鉄道路線が4つあります。東部路線(Eastern Line)、西部路線(Western Line)、南部路線(Southern Line)、オネハンガ路線(Onehanga Line)です。路線図はAuckland Transortのホームページで確認できます。
乗車するとき
駅には列車の到着時刻の数分前には必ず到着するように心がけましょう。 始発駅では出発時刻まで列車は待ちますが、途中の駅では時刻表通りには到着しないことが多いです。 駅には有人駅、無人駅があります。 ホームには黄色い線がありますので、列車を待つときには必ずこの線の内側で待ちましょう。日本と同じですね。 降車する人が優先です。これも日本と同じです。順番を待って乗車するようにしましょう。
オークランドの中心にあるターミナル駅(Britomart駅) この駅にはホームが三つあり1番線から5番線まであります。まずは目的地がどの路線なのか確認をし、大きな電光掲示板から目的地へ向かう列車のホームを確認します。
(郊外の駅)
駅によって駅員が居る場合と居ない場合があります。自動券売機で切符を購入して、列車が来るのを待って乗り込むだけです。最近では郊外の駅も改良されつつあり電光掲示板による到着時刻の表示があります。いまだに導入されていない駅もありますので、その場合は駅の時刻表、あるいは駅員に自分の行きたい駅を伝えてどれに乗ればいいのかを教えてもらいます。駅員がいない場合は列車が到着したときに電車の行き先表示で確認しましょう。車掌に聞くのも方法ですね。
乗車中のマナー
車内での飲食、喫煙、飲酒は禁止されています。 大きな荷物は混雑時には持ち込めない場合もあります。 自転車も積めますが、混雑時は持ち込めない場合もあります。
降車するとき
駅には大きな駅名の書かかれたボードが掲示してあります。また、電車に乗るときは何駅目が目的地なのか、またどの駅の次かなどはあらかじめ時刻表などから調べておくと便利です。
スイッチバック方式
郊外の駅のなかには列車が駅に到着し、そして出発する際に、今来た方向へ戻って行くことがあります。これはスイッチバック方式という運行システムです。このシステムが分かっていないと「え、なんで戻るの?」と思ってしまいます。これは駅の手前で路線が分かれているため、いったんそこまで引き返してから別の路線に入るからなのです。時刻表を見ただけでは「この駅では一旦バックします。」と書いていませんので、一瞬「あれ?乗る方向間違った。。。」と思うかもしれません。ご注意くださいね。
安全面の配慮について
郊外では無人の駅もあります。夜間は特に気をつけなければいけないのが犯罪です。電車の時刻表をよく確認して電車が来る少し前に駅へ到着するようにしましょう。あまり早すぎると誰もいないかもしれません。また最終電車の時間もよく確認してから駅へ向かいましょう。 * ヘッドホンで音楽を聴いていたりするならば音量は控えめにして周りに気を配って待つようにしましょう。 * 夜間の電車に乗ったら乗務員または他の乗客のいる車両に乗るようにしましょう。 * 夜間に電車を待つときには駅中央付近の明るい場所で待つようにしましょう。 * 危険を感じた際には緊急通報ボタンを押しましょう。 上記項目がオークランドトランスポートのホームページで注意事項として記載されています。注意事項をよく守って気をつけるようにしましょう。オークランドではバスがメインの公共交通手段ですので、電車に乗る人は時間によってはとても少ないことがあります。
ニュージーランドの鉄道こぼれ話
オークランド中心部にあるターミナル駅(Britomart Station)がテレビのコマーシャルに使用されているのでご紹介します。降りてきた乗客たちの驚く様子や楽しむ様子がよく出ていますし、駅の様子も垣間見れる動画ですので是非ご覧ください。