真夏のクリスマスとお正月

日本より4時間早いクリスマスとお正月を迎えるニュージーランド


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2004年1月1日(木)

あけましておめでとうございます。 日本より4時間早く新年を迎えたニュージーランドです。今回はニュージーランドでのクリスマスとお正月の迎え方の一例をご紹介します。

メリークリスマス!!の過ごし方。(その一例)

11月に入った頃から町ではクリスマスモードが徐々に高まっていきました。サンタパレードなどが各地で行われ、中でもシティのサンタパレードは大きなものでした。各地で行われるパレードもこじんまりとはしていますが、それだけ身近に感じることもでき和やかなものでした。

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Wharehouse(日本のホームセンターのようなところ)などではクリスマスグッズが数多く並べられ、クリスマスツリーなども大小たくさんあります。ツリーは日本と比べると安いように思いました。大きなツリーをカートに積み込んで買っていく人を良く見かけました。日本と変わったものでは”クリスマスクラッカー”というものがありました。我家も一つ購入してみました。

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日本にあるパーティークラッカーのように”パン”と音が鳴ります。 これには遊び方があり、両サイドを2人でひっぱりちぎれた方が負け、ちぎれなかったほうが、中に入っているおもちゃなどをゲット出来るというものです。ホームパーティなどで子供達がパン、パンと音を鳴らしながら楽しむものです。

クリスマスカードもいろんな種類のものがありました。クリスマス前になるとあちこちでカードの交換が始まります。

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クリスマスが近づいてくると道路沿いでは本物のツリーが売られ始めます。1本$20~$50ぐらいです。専用のツリースタンド($30~$40ぐらい)も売っています。

クリスマス目前となると教会などではクリスマスに関連したイベントが開催されます。移動遊園地のようなものがやって来て、全て無料で楽しめるところもあります。子供向けのイベントですが、子供達が楽しそうにしている姿を見れるので親子で楽しめます。僕が行ったイベントではヘリコプターに乗ったサンタクロースが教会の駐車場に降り立ち、子供達に”Candy Cane”(下の写真)を配っていました。

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なかなか派手な演出だなぁと感心しましたが、その駐車場に車を止めていたのでそっちの方が気になりました。

クリスマスイブとクリスマスは家族や親戚の人たちとゆっくり過ごしているようでした。ターキーとミンチパイは定番の料理のようですね。うちの息子も隣でミンチパイをたらふくご馳走になってきたようです。イブの夜は親戚などを招いて盛大にパーティーをしている家もあればひっそりと家族で楽しんでいる家もありました。クリスマスイブにシティに出掛けましたが、人通りも少なく町はひっそりとしていました。 クリスマスプレゼントは家族みんなで交換するそうです。日本のように子供専用というわけじゃないです。子供から親へ、夫婦(特に夫から妻へ)、親戚、たまには友人同士、ご近所同士というのもありだそうです。また、ホームパーティなどへ招待されたとき用のお菓子がいっぱい詰まったバスケットなども売られています。 プレゼントはクリスマス前から徐々にもらい始めるのですが、クリスマスツリーの下にそれらを並べておき、クリスマスの日の朝に一斉にオープンするそうです。子供達は何十個というおもちゃなどのプレゼントに埋もれて大喜びでした。プレゼントについてですが、基本的にはお店ではラッピングはしてくれないです。(ショッピングセンターの中では無料でラッピングをしてくれるところもありますが。)ラッピングペーパーを各自で買って家でラッピングするといったやり方です。

ハッピーニューイヤーの過ごし方。(その一例)

我家はシティのアオテアスクエアーで行われたニューイヤーパーティーに参加しました。この時期は家族でバカンスに出掛けている家庭もあれば、クリスマスと同様ホームパーティーで大いに盛り上がっている家庭もありました。   

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アオテアスクエアーでのパーティーは多くの人で賑わっていました。人手が多いといっても日本の初詣と比べればましですけど。会場の周りは大きなフェンスで囲まれ、入場時には簡単な手荷物検査が行われたりしました。ペットボトルのジュースは持っては入れませんでした。「全部飲むかゴミ箱に捨てるかどっち?」とスタッフの人に言われてしまいました。 会場内ではコンサートやイベントが行われ、日本でいう屋台のようなものがいくつかあり(それで、ジュースが持って入れなかったのでしょう)、食べたり飲んだりと楽しんでいました。          

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いよいよカウントダウン間近となったとき、アイランダー系の人たちによる踊りと音楽でクライマックスを迎えたんですけど、日本じゃよくあるカウントダウン ”10、9、8、・・・”はなく、スカイタワーの上から花火が打ち上げられ新年を迎えました。花火は約5分間ぐらい続き、真夏の夜空を照らしていました。花火が終わるとみんな新年を祝い、抱き合ったり、”Happy new year!”と口々に叫んでいました。新年を迎えてからもコンサートなどのイベントは続いていました。会場を出てからもメインストリートのQueen Stにはたくさんの人がいて、中には店先で踊っている人たちもいれば、路上でビールを飲んで警察に怒られている人もいました。

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若い人たちが多かったですが、家族連れなどの姿もあり楽しく過ごしていました。(これは、午前1時ぐらいの話ですけどね。あと1~2時間もすれば酔っ払いも増えて、どんどん騒がしくなってくるんじゃなかろうかとも思いましたけど。)

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新年を迎えてすぐのタウンホールの時計台です。12時7分ぐらいです。日本の年明けまではあと4時間弱ですね。



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