フローリストインターンシップ体験談



Profile

名前   福永 保葉さん

年齢   27歳

出身地  兵庫県

語学学校  NZLC

インターンシップ先のフローリストと。

ニュージーランドスタイルのアレンジメントを学ぶため、語学学校卒業後、1週間のフラワーアレンジメントレッスンを受講させていただきました。講師の方は日本人の現地フローリストの方なので、まだ英語に自信のなかった私も安心して学ぶことができ、また、ニュージーランドで長年フローリストをされている方なので、私が学びたかったニュージーランドスタイルを教えていただけることとなりました。レッスンの内容は、講師の先生と相談し、5回という限られたレッスンの中ではありましたが、本当に色々なタイプのアレンジを学ばせていただきました。私は帰国後にブライダルのフローリストになりたいという目標を持って日本から出てきましたが、今まで特に花を扱うような機会はなく、本当にゼロからのスタートだったので、まずは基礎の基礎から教わり、最終的にはブライダルのアレンジまで作らせていただくことになりました。また、レッスンを受けながら、講師の先生の今までの実際のオーダーの貴重なお話を色々とお聞きする事もでき、この仕事を身近に感じることができました。

フラワーアレンジメント

レッスンを通して何より驚いた事は、日本とは全く違う花の鮮やかな配色と、またこの国ではブーケやアレンジの中に身近な植物を多様している事で、レッスンの帰り道で、その日に使用したグリーンを何度も見かける事があり、日本とはまた違った花の存在に驚くこととなりました。 レッスン終了後は、インターフローラ加盟店の現地フラワーショップにてインターンを経験させていただきました。私がインターンさせていただいたお店は、フローリストがKiwiで、オーナーもロシア出身の方だったので、完全な英語環境の中、大きなショッピングセンターの中の比較的忙しいお店で勉強させていただきました。

語学学校に3ヶ月通ったものの、やはり実際のネイティブの会話、それも仕事の中での会話は初めは全く聞き取れず自信をなくすこともありましたが、毎日通う内に、フローリストとも打ち解け、コミュニケーションも徐々に計れるようになり、スムーズに仕事も行えるようになりました。 今思うと、英語の勉強のためにも、本当にいい環境で過ごせたなと思います。実際に彼らの使う会話表現やフレーズがいつの間にか耳に残って口から出る事もあり、私の英語力が伸びたのは、学校に通っていた頃よりもこの時期だったのではないかと思います。

フラワーショップ

インターンの内容は、初めはまずは店内の掃除や花の水やり等から始まりましたが、毎日休む事なく通いつめ、熱心に勉強していたところ、こちらの熱意が伝わり、徐々にアレンジやブーケを作らせてもらえるようになり、最終的には、店頭に並ぶ全てのブーケを任され、オーダーの大きなアレンジ等も任せてもらえるようになりました。 自分が作ったブーケが初めて私の目の前で売れた時は、何とも言えない嬉しい気持ちでいっぱいになりました。 インターンの期間は特に定められてはいませんが、私の場合は幸運な事に、始めてから帰国までの3ヶ月間という長期に渡って勉強させていただき、本当に沢山の事を学ばせていただくことができました。

帰国後は、この経験を必ず活かして、絶対に花関係の仕事に就きたいと考えています。

そしてこの出会いと経験は一生忘れる事のできない貴重な体験だったと思います。こう思えるようになったのも、このコースを紹介してくださった額田さん、また、フローリストの洋子さんのおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。 そしてまた、この体験を一人でも多くの方にしていただければと思います。



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